今月から中国で暮らすことになった。
こっちに来る前に中国語を少し勉強したのだが、その中で思う事があったのでここに書いておこうと思う。
日本語では美味しいと言う一言であっても中国語では食べ物と飲み物で表現が異なる。
食べ物が美味しい時は好吃,飲み物が美味しい時は好喝。
以前NHK番組の達人達で金田一秀穂さんが言っていた事なのだが、日本語は英語より具体的と言うのだ。
「いいです」がYesともNoとも取れる日本語は曖昧な側面があるが、そこで語られた例は次の様なものだ。
日本語で熱いものを触った時は「熱い」、痛かった時は「痛い」と言うが英語ではこれらは共に「ouch」となる。
原因を明確にして声を上げていると言う点で具体的なのである。
この話を聞いていたので中国を学んだ時に中国とはより具体的だと感じた。
因みに中国語では同じ分からないでも見て分からないのと聞いて分からないのとでは異なる表現を用いる。
やはり中国語は具体的だ。
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