ビールの注ぎ方について

忘年会,新年会と宴会の場も多くなる季節.
ビールを注いだり,また注がれたりと言う機会も当然多くなってきます.
ビールはグラスを傾けて受けるのがマナー?|excite
私はちょっと傾けるんですが,果たしてそれはマナーなのでしょうか.

結論から言うと,記事によればそういった作法がある訳ではないらしいです.
ではなぜ傾けるのかと言った疑問に対しては,日本酒の時にはお猪口に手を添える習慣があるため,そこから来ているのではないか,
または,過度の泡立ちを避けるためではないかと説明されています.
私の場合は周りが傾けているのを見て,なんとなくそうやっている気がします.
ただ,注いでくれる人が両手で注いでくれるのを片手で受け取るのも失礼な気がして,沿えているという面もあり,
その考えでは,前者の日本酒からの流れを受けているのかもしれません.
後者の泡立ちを避ける事もちょっと意識してますが,泡がないのも美味しくないの特に意識はしていません.
先日サントリーのビール工場へ見学へ行った際,プレミアムモルツ等を注いでもらう際に
美味しいビールの注ぎ方を教えてもらいました.
始めグラスの1/3までは勢いよく注ぎ,フタとなるべき泡を作ります.
次はグラスを傾けゆっくりとビールを注ぎ,ビールと泡が7:3になるようにします.
案内のお姉さんが見事に7:3に分かれたビールを注いだときは拍手が聞こえました.
まぁ,これに関しては【ビールの上手な注ぎ方】を見てもらった方が早いです.
記事にもキリンビールの”3度つぎ”の話が出ているように,美味しいビールを注ぐには
回数を分けたり,待ったりとちょっとめんどくさいコツが必要のようです.
ビールを受ける際に傾けるか否か.
傾ける人は泡立ちを防ごうする人で,傾けない人は泡を残そうとする人だと思います.
しかし,私の経験からすれば,傾ければ泡はほとんど残らず,傾けなければ半分以上が泡といった事態になります.
それもそのはず,上手い注ぎ方はどちらか一辺倒でもいけないからです.
つまり美味しいビールが飲みたいならば,グラスを傾けるかどうかと言う事にこだわってはいけないんです.
始めは立てて,その後傾けるといった変化をさせないといけません.
しかしこれでは”待ち”が得られません.
ではどうするか.
ここまでうだうだと書いてきましたが,まとめると

美味しく注ぎたいなら自分で注げ

と言う事です.
始め1/3を勢い良く,暫く待って後,グラスを傾けてゆっくりと…(サントリー流)
こんな注ぎ方は同じ講習を受けた人の間でないととてもやってられません.
いやっ,講習を受けて,了解しているもの同士でも息を合わせるのは難しいでしょう.
だから自分で注ぐべきなのです.
【ビールの上手な注ぎ方】の絵も一人でやってます.
逆に誰かに注ぐシーンでは,グラスを奪い,一人で注ぐ.
そして,見事7:3に分かれたビールを返せばいいんです.
と,言っては見たものの,宴会の場合は「飲め,飲め」,「注げ,注げ」という状況になり,
7:3等というこだわりは捨てなくてはいけなくなると思われます.

飲酒は20歳を過ぎてから

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