1年以上更新していなかった当ブログだが、隔離生活で時間を持て余し手が付けられるところはちょっとだけ最適化をしている。そんな中実施した項目の一つ、PHPの更新について記載したい。
WordPressを更新したらPHPのバージョンが古いですとのメッセージが出る様になった。既に同様の事例は多数報告されていると思うが記録の一つとして書き留めておく。
このメッセージはどういうことなのかと詳細を見ようと「PHPの更新につしてさらに詳しく」というリンクをクリックするもリンク先は見れる様子が無い。
時間を置いてアクセスすれば良いかと日を改めて試みるも一向に見れるようになる気配がない。
公式サイトを諦めてGoogleで解決策を探す。
幸い自身が使用しているValue Serverのレビューが見つかり参考にさせていただく。
WordPressの「PHPの更新が必要です」を対処した
一方で、PHPをむやみにバージョンアップするのはサイトが見えなくなるリスクがあるとの記事も見つかり慎重に進める事とする。
WordPressでPHPバージョンの更新は慎重に!「500エラー」が起きないかチェックして!
こちらのサイトにある通りPHP Compatibility Checkerというプラグインを入れて確認をすれば良いので手軽ではあるのだがインストールすると「お使いのバージョンに対しては動作検証されていない」とのコメントが。
見ると、このプラグインはWordPress5.2.5までしか検証されていないとの事。一方、私が使用しているバージョンは先日更新したことにより5.3.2となっている。
PHPを更新したいが、問題が起こらないかどうかの事前確認に必要なプラグインがバージョン未検証で進めない、という事態に。
ただ、WordPressのバージョンもそれほど大きく変わっていないのできっと動作するだろうし、動作しなくても動かなくないだけで壊れる事は無いだろうという軽い気持ちで実行する事とした。
実行すると所要時間は10分程度。
プラグインの導入数による違いもあると思うので参考まで。
結果は警告が1件。Movable Type and TypePad Importerというプラグインで以前Movable Typeからの移行時に使用したプラグインである。
そのまま有効化していたが以降が完了した今、使う必要は無い。
という事で無効化し、念の為再スキャンする事とした。
今度は10分以上経過しても一向に進まない。
という事で「サイトを再スキャン」ボタンを押す。
結果はオールOK。という事で安心してPHPのバージョンアップを進める。
なお、念の為BackWPupというプラグインでDBのバックアップを取っておいた。
データのバックアップも取れたところで、いよいよ意を決して更新ボタンを押す。
手順は先に挙げたブログにもある通りサーバーの管理画面から「PHPのバージョン設定」を選ぶだけ。
更新先は最新のver7.3。
確認メッセージは無くいきなり実施された。
反映に時間を要するとあるので5分間サイトを触らずにそっとしておく。
十分な時間がたった後、サーバーの管理画面から再びPHPのバージョンを確認するとPHP 7.3となっている。
それを確認した後WordPressの管理画面をリロードすると更新を促すメッセージは消えていた。
恐る恐るWebサイトを覗くも、エラーで見えないという事は起きておらず通常通り見る事ができ一安心。
これでPHPの更新を完了する事が出来た。
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