45GBの次世代ディスクについて再検討

昨日のエントリーで45GBもの記憶容量は,少なくとも再生専用という用途では必要ないのでは,と述べたがその件について再検討しようと思う.

今日,このニュースのことを友人に話したら,私の意見は否定された.
彼は一人暮らしの部屋にプロジェクターと5.1chサラウンドを構えているなかなかのインドアぶりだ.
DVDを借りてきてはかなり見ている様子.
そんな彼なので音声の規格等にも詳しく映像関係で分からないときは大抵彼に聞く.
その彼は45GBの容量は必要だと言ってきたので,私の意見を考え直すことにしたわけだ.
私は現在のDVDの画質で不満を抱いていないが,
彼曰く,現行のはハイビジョンに対応していないからもっと容量が必要だ,との事.
私は保存用でなければそんなに大きな容量は必要ないと述べたが,
映像を提供する側として大容量ディスクは必要だと言うことらしい.
現行のDVD画質で満足している私が,画質なんて分からないと言うと彼はMicrosoftが提唱するWMV HDなる規格を見るように言ってきた.
(ファイルは自己解凍のexeです.プログラムではないので大丈夫です.)
見てみると確かにきれいだ.
そんなわけで私は簡単に大容量ディスク必要派へと傾きかけたのだが,やはり45GBもの容量に対しては疑問が残る.
ハイビジョン画質で12時間
いったいどんな映像を提供しようとしているのだろうか.
本編よりも長い特典映像でも入れるのだろうか?
この点に関しては私の友人も「要らないかも」と言ってくれた.
このエントリーを書きかけているときにタイミングよく関連するトラックバックをもらった.
Sky’s The Limitさんによると今回発表した東芝側のHD DVDに対するBlu-ray Discはすでに50GB(2層)の容量を市場に出しており,
さらに多層化することで200GBまで容量を増やそうとしているらしい.
50GBもの容量がすでに実用化してたんですね.
知りませんでした.
話がいろいろな所へ飛んでしまいましたが,基本に戻って昨日の意見を再検討した結果をまとめると

45GBのディスクでHD DVDが優位になるかと思ったが,Blu-ray Discはすでに50GBもの容量を実用化しているので特に優位性が変わると言ったことはなさそうだ.
DVDの画質は更なる向上が求められるが,45GBや50GBといった容量の必要性に関しては依然疑問.

といった所です.
それにしてもHDDがひとつ入ってしまうような200GBなんて容量を一体何に使うんでしょうか?

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