ICカードで生存確認

非接触ICカード&コンビニ・自販機で災害時の所在確認|ITmedia

 非接触ICカードと、コンビニエンスストアや自販機を活用する。ICカードをコンビニ店内や自販機のリーダー/ライターにかざすと、カードIDと所在地、時刻の3情報を束にし、ネットワーク経由でデータベースに格納。家族などがIDを入力して検索すれば安否が確認できる仕組みだ。

これについて気になったことを挙げてみる.

セキュリティーの問題に関しては既に考えられているようで,守る方法はあるとしている.
また個人情報保護の観点から問題があるかもしれないとの事だが,それも実用化されるときには解決されているだろう.
事前承諾などで手続きが面倒になるかもしれないが利用したい人だけが利用するようなシステムならそれほど問題ではないと思う.
私が気になったのはこういった難しい話ではなくもっと単純な事で,
災害時にコンビニエンスストアや自販機が機能しているのか?といった疑問である.
停電でシステムが機能していなかったり,ネットワークから切れてしまったりしては意味がないと思う.
携帯電話が繋がるぐらい復旧していれば,携帯電話を使って連絡をとればいいので,
どのような状況下を想定しているのかいまいち分からない.
私が知らないだけで災害時でも問題ないシステム(自家発電装置を備えているとか)が存在しているなら良いが,
災害で使えなくなるような構想だけのシステムではいけないと思う.
ただ,こういった考えは素晴らしいと思うし,有効ならば実用化されて欲しい.

コメント

  1. isana より:

    はじめまして。
    非接触ICカードによる安否確認システム、実用化と普及を期待したいですね。
     さて、災害救援ベンダーとよばれる災害対策対応自販機は、バテリーを搭載しているようです。本年度販売目標1000台。
    [参考]http://www.frsys.co.jp/topics/2005_er/2005_er_f.html
     どのくらい持つか判りませんが、無料で飲み物を提供する事を前提にしているので、ストックがなくなる時間を想定していると思います。
     太陽光発電による自家発電タイプの計画もあるようです。
    コンビニに関しては、環境対策の観点からコジェネレーションや太陽光発電による自家発電装置を備えたテスト店舗を数店舗運営中のようです。
     全国展開には、しばらく時間が掛かるでしょうね。
    環境対策については、各社具体的な目標があり、コジェネレーション技術も浸透しつつある時期ですので、災害よりも環境の観点で自家発電を導入するケースが増えるのではないでしょうか? 

  2. earther より:

    始めまして,isanaさん.コメントありがとうございます.
    災害救援ベンダーはその為に作られてることもあってちゃんとバッテリーを搭載してるんですね.
    コジェネレーションなどを備えたコンビニが運営されているのは知りませんでした.様々な取り組みがされてるんですね.
    自家発電を備えたコンビニはかなり心強いですね.
    自販機もコンビニも数が多いだけに,災害対策がとられればいざと言うときも安心ですね.
    広く普及して欲しいものです.
    コジェネレーションシステムが環境対策としてだけでなく,災害時に威力を発揮しそうだと言う事を考えさせられました.

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