台風の暴風域に入る確率

気象庁台風情報には「台風の暴風域に入る確率」という情報が掲載されています.
台風の「暴風域に入る確率」の使い方|Excite

私は記事を見るまで存在を知らなかったのですが,結構使えそうです.

この確率予報、2年前の6月に始まったばかり。映像化しにくいのが理由だとかで、テレビ、新聞では今のところお目にかからない。

このような理由から結果としてあまり知られていない情報になってしまったんでしょう.
さて,使い方に関してですが,記事にはこうあります.

数字そのものよりも、グラフの変化に注目して欲しいのです。棒グラフが長くなってゆく時間帯に暴風域に入り、短くなってゆく時間帯に暴風域から抜ける可能性が高いです。暴風域に入らなくても、風が何時頃に強まり、何時頃に弱まるのかの目安になります。風が強まる前に庭の片づけを済ませるとか、そんな風に使って欲しいと思います

暴風域に入ることはそんなにないので雨の様にしょっちゅう80%や90%になるものではなく,
また10%でもそれほど身構えるものではないので,
数値を見ると言うよりは前後のグラフの相対関係を見て,台風接近の目安にするのがよいと言う事だと思います.
また,気象庁の

30%、40%は通常に比べると相当高い確率です。50%以下だから安心、と考えてはいけません

という回答ですが,ちょっと思うことがあります.
雨ならば30%くらいなら何とか持ちそうな気もしますし,中には傘を持っていかない人もいるかもしれません.
しかし,「暴風域に入る確率」は対象が”雨”ではなく”暴風域”なので,確率が低くても注意が必要だと言う事でしょう.
安心できるかどうかは,事の起こる確率だけでなく,事の重要性も考えなければいけないという例だと思います.
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