ITmediaにこんな記事があった.
3分LifeHacking:メールアドレスを電話で伝えるときのコツ
読者から見たBiz.ID:続・メールアドレスを電話で伝えるときのコツ
タイトルにある通り,メールアドレスを電話でどのように伝えるかについて書かれた記事であり,
前者はフォネティックコードを利用する事で,的確にアルファベットを伝えると良いと書いてある.
しかしながら,はてなブックマークでは読者から「そんなマニアックな言い回しは一般人に通じない」といった突っ込みがあり,
後者の続編ではフォネティックコードではない,間違い防止策について記述されている.
後者の記事を読んでいて簡単な確認方法を思いついたので書いてみる.
私が思いついた方法は,万能なものではなく,
各アルファベットを的確に伝えるものではないが利用価値はあると思う.
それは文字数を確認するという手法だ.
ランダムなアカウントの場合など,アルファベットを一つずつ伝える場合は,それこそフォネティックコードを使うなどして,
記事にあるような「B-D-M-N-T-P」といった混同しやすいアルファベットを頑張って伝えなければならないが,
実際はローマ字読みできるつづりである場合が多い.
ITmediaの筆者の例を利用させてもらうと,
「たかき」と伝わっていれば「takaki」というつづりは分かる.
もしかしたら「たかぎ」と聞こえてたとしても確認の際に「”ケーアイ”の”き”です」と言えば”ジーアイ”と間違えることはないだろう.
ひらがなとローマ字を両方使い,双方で補完できる.
しかしローマ字を基にした際,困るのが”ち“や”つ“である.
はたして”ti”なのか”chi”なのか,また”tu”なのか”tsu”なのか,といった具合だ.
こんな際に文字数の確認は役に立つ.
アカウント名が「とかち」の場合,前者ならば「tokati」で6文字であるが,
後者ならば「tokachi」で7文字である.
文字数が異なっていれば,どこかに間違いがあるわけで,もう一回しっかりと確認しあいましょうとなる訳だ.
これはドットやハイフンが入っているアドレスにも有効である.
再びITmediaの筆者を例にさせていただくが,
@(アットマーク)の前が「sotakaki」か「so_takaki」かの違いは8文字か9文字かで確認ができる.
名前を元にしていればまだ間違いも少ないかもしれないが,
数字の連番の場合もあるだろう.
大きな組織で,通し番号でメールアドレスを生成している場合がある.
桁が大きかったり,同じ数値が連続したりと言い漏らし,聞き漏らしが起こりやすい.
こうしたアドレスに対しても桁数の確認は有効である.
このようにアドレスを一通り確認した後に,桁数を聞くのは有効ではないだろうか?
言うなればチェックディジットのようなもので,
完璧に間違いを指摘する事はできないが,手軽さを考えれば効率の良い間違い発見方法だと思う.
コメント