古くなった自作WindowsXPマシンをどうにかしようと無料で使えるLinux導入を試みた。
メジャーなOSが良いだろうとUbuntuを選択するも重すぎて動かず。
軽量版とされるLubuntuを導入し今に至る。
インストール後しばらくぶりに動かして見たところ、
素人ならではの困難に直面したので防備録的にエントリーを起こしてみる。
・パスワード失念時の対処法
・Wi-Fiの安定化
の2本立て。
一つは久々すぎてパスワードを忘れるという事態。
久々の起動なのでアップデートをしようとするも、管理者権限のパスワードを失念し困る。
下記のリンクが役に立ったので紹介したい。
Ubuntuのログインパスワードを忘れた場合の解決法|UbuntuJapaneseWiki
私のOSはUbuntu 14.04.2 LTSでバージョン違いなのだが大体は同じ要領で出来た。
困ったところは手順2でgrubメニューにrecovery modeが選択肢として出てこなかった事だ。
手順2
メニューが出たら「Ubuntu〇〇(recovery mode)」をハイライト表示(矢印キーで選択)させeキーを押します。
どうも調べると14.04の日本語版は標準では出ない仕様になっているとか。
表示させるには管理者権限で入って設定を変える必要があるという本末転倒な記載があり
一時心が折れかけるも、偶然に次の手法で突破できた。
メニューの一覧にある「Advanced options for Ubuntu」でエンターを押すと(“e”キーでも良い?)
recovery modeが選択できるメニューが表示されるではないか。
以降は上記のリンクにある手順通りでパスワードの変更は完了。
再起動後にアップデートを試み、求められるパスワードに新たに設定したものを入力し、事無きを得たのであった。
そして2つ目はWi-FIの安定化。
PocketWiFi(305ZT)を使用しており、PC側にはGW-USValue-EZを使用している。
どちらが悪いのか、時々切断したり、またスピードも遅いように感じられた。
もっともスマホやWindowsPCでは問題なかったので悪いのはLinux側だと見当はついていたが。
ググってみると全く同じ条件で使用している方のエントリーを発見した。
【Ubuntu 14.10】PLANEX GW-USValue-EZ を使う【無線 LAN】|2noの日記
細かい話、バージョンが14.10と14.04で若干違うが、まぁ問題ない。
このエントリーは非常にありがたかった。
コマンドの意味は正直あまり分かっていなかったので、半ば呪文のように打ち込んだ。
上記エントリーと異なる部分を含めて手順を記しておく。
まずは同じく
$ sudo apt-get install linux-headers-generic build-essential dkms
次のコマンドを入れると「gitが無いよ」というコメントが帰ってきたので同じ手順でできるようにインストールする。
インストールの方法はこちらを参考にさせていただいた。
Git 2.0.0 を Ubuntu 14.04 にインストールした|Qiita
順番に以下を打てば良い。
sudo apt-get install git
sudo apt-get upgrade
git –versio
インストールされたのはver.1.9.1であったが、問題ない。
gitが入ったところで、2つ目と3つ目のコマンド
$ git clone https://github.com/pvaret/rtl8192cu-fixes.git
$ sudo dkms add ./rtl8192cu-fixes
そして次のコマンドを入れると「そんなものは無いよ」的なコメントが帰ってきた。
$ sudo dkms install 8192cu/1.9
どうもログを見てみると1.9ではなく1.10であるようだった。
ということでコマンドを以下に改める。
$ sudo dkms install 8192cu/1.10
これで問題なく通った。
以下は同じで
$ sudo depmod -a
$ sudo cp ./rtl8192cu-fixes/blacklist-native-rtl8192.conf /etc/modprobe.d/
そして再起動という流れ。
バージョン?が1.9ではなく1.10ではあるが、通信が非常に安定した。
ルーターがPocktWiFiと言うこともあって、速度については早くなったのか分からないが、
15分に1回程度切れる(接続パスワード入力を求められる)という事態はなくなった。
これでLubuntuを使う機会も増えそうだ。
慣れない人には戸惑いも多いLinux使用の助けになれば幸いです。
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