伊藤若冲の絵画はここでも見られる -三の丸尚蔵館-

今週のR25 [8.17 No.105]に伊藤若冲の記事があった.
[芸術]江戸時代のデジタルアート!? 伊藤若冲の絵画展で度肝を抜かれた!記事
私も伊藤若冲を最近まで知らず,伊藤若冲という人の絵を見に行かないかと誘われて行ったのをきっかけに知ったばかりだ.
芸術的な素晴らしさなどは他へ譲るとして,私がここで言いたいのはこの若冲の絵画は記事中の東京国立博物館だけでなく,皇居内にある三の丸尚蔵館でも見ることができるという話.

R25の記事で紹介されているのは東京国立博物館で開催されている特別展.
プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展 2006年7月4日(火)~8月27日(日)
プライスコレクション 若冲と江戸絵画展
東京国立博物館 イベント 特別展
伊藤若冲を含め100数点の絵画が展示されているようだ.
一方,三の丸尚蔵館は伊藤若冲の体表作である「動植綵絵」30幅を5期に分けて6幅ずつ展示している.
そしてそれに加えて渡来の中国絵画等も何点か展示されているといった構成になっている.
「花鳥-愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」|三の丸尚蔵館
詳しくは展示作品リスト参照.

三の丸尚蔵館外観「花鳥-愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」のパンフレット
三の丸尚蔵館の外観と展示会のパンフレット

展示作品数や規模は国立博物館の方が大きいかもしれない,というか,明らかに大きい.
三の丸尚蔵館は人によっては10分で足りてしまう広さなので….
しかし無料で鑑賞できるというのがやはりありがたい.
芸術なんてさっぱり分からないという人でもとりあえず行ってみるだけの価値はあると思う.
なんせ金銭的には失うものはないのだから….
と,なにやら安かろう悪かろうのような説明になってしまったがそうではない.
どうも聞く所によると構図とかの作品の完成度としては国立博物館より三の丸尚蔵館の方が上らしい.
三の丸尚蔵館の方は「動植綵絵」としてまとめられている事を考えると納得いく話ではある.
三の丸尚蔵館の方は現在最後の第5期で9月10日まで.
プライズコレクションを見る前の予習としてや,
プライズコレクションとはまた違った作品を見たいという目的など
ともかく行ってみてはいかがでしょうか.
入館無料なので,近くを通りかかったというだけでも気軽に立ち寄れるという点でかなり魅力的です.
関連リンク
プライスコレクション 若冲と江戸絵画展
プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展|東京国立博物館
「花鳥-愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」|三の丸尚蔵館
三の丸尚蔵館
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[R25]

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