メニューにはただ「天丼」,だが…

私が利休庵を知ったのはツーリングGO!GO!だかジパングツーリングだかのバイク雑誌です.
そこには店名はなかったものの,巨大な天ぷらが乗った天丼が載っていました.
場所が霧ケ峰や美ヶ原を結ぶビーナスラインの近くにあることもあってか
ライダーには結構有名のようで,検索するとレポートがいくつか見つかりました.
そこで私は始めて場所と名前を知ったんです.
バイク雑誌の記事で興味深かったエピソードは,
利休庵のサイトにあるおしながきを見てもらえれば分かるかと思いますが,
非常にボリュームのある天丼,かき揚げ丼であるのも関わらず,
“大盛り”などの表記は一切なく,ただ天丼と書かれているのみだったと言う事です.

店 「ご注文は?」
客 「天丼お願いします」
店 「お時間がかかりますがよろしいでしょうか?」
客 「大丈夫です」
–しばし待つ–
ドドーン(天丼登場)

といった具合だったそうです.
この利休庵,凄いのは天丼だけでなくかき揚げ丼も負けていないのです.
かき揚げは15センチ以上! 巨大でも美味い店|Excite

まずリンク先の写真を見て欲しいのですが,もの凄いボリュームです.
ちなみにその写真はかき揚げ丼のもので,時間がかかる天丼の代替案として開発されたメニューらしいです.
話の内容や,色々なサイトを見て回った感じだと,天丼はかき揚げ丼よりも迫力があり,
数々の天ぷらが微妙なバランスを保ったまま天高く突き刺さっていると言った印象です.
天丼の代替案として登場したかき揚げ丼ですが,天丼と異なるところは文字通りかき揚げである所.
それが何を意味しているかと言うと,このでかいかき揚げが1つの塊であると言うのだ.
大きくてかじり難い事もあり,衣がボロボロ落ちたりするらしい.
丼から取り皿へと移動させようとするにも非常に重いとのこと.
写真を見て納得である.
さて味の方だが,野菜の味がしっかりしていて非常においしいらしい.
話題にもなり,食べて実際に美味しいならば言う事はない.
以前から食べに行きたいと思っていながら未だに行けていない.
行くのは一体いつになるのだろうか….
ちなみに利休庵のメインは天丼でもかき揚げ丼でもなくそば
ならばそばを食べずに帰るわけには行かない.
しかし利休庵に言ったからにはやはり天丼を食べないわけには行かない.
すると選ぶべきメニューは天丼(そば付き)になるが,
食が細い私は天丼だけでとても食べきれる気がしない.
自転車で行き,極限まで腹をすかしてみても,正直完食する自信がない.
一緒に行く人と分けて食べるしかないのだろうか….
などということを,行く予定もないまま考えていたりする.
普通なら,天丼,天丼(大盛),天丼(特盛)などとなりそうなところだが,
利休庵では天丼が基本であり,少ない量を頼みたい場合は子天丼,孫天丼となっていく.
知らずに天丼を注文し驚く客はいるのだろか?
ちょっと気になる.
ちなみに天丼,子天丼はそれぞれの天ぷらを別に揚げるためか,時間がかかり
混雑時は注文できない事もあるらしい.

天丼めあてに来られるお客様にお願い
大変勝手なお願いで申し訳ありませんが、天丼・子天丼はとても時間を要し、他のお客様に迷惑が掛かってしまいますので、混雑時、ご注文はお受けできないことがございます。
尚、かき揚げ丼・天ざる等、他の天ぷら物は通常どうりお受けいたします。

2005年08月04日

天丼を食べるには空いている時期を狙っていく必要がありそうです.
関連リンク
天高くと上に伸びるかき揚げ丼|All About

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