OpenOffice.org 2.0のベータ版が登場したことをフリーのオフィスソフトで紹介してから
半年以上経ってしまいましたが,遂に正式版が登場しました.
オープンソースの生産性スイート「OpenOffice.org 2.0」の正式版が登場|CNET Japan
当時は6月頃には正式版が出ると予想されていたんですが,
バグが発見されたりで予想より遅れてしまったようです.
2.0の正式版が出たといっても,まだ本家の話で,実はまだ日本語ではありません.
しかし日本語化されるのもそう遠くはないはずです.
前回も書きましたが
Officeが高くて買えない.
PowerPointがない.
タダには弱い.
PowerPointがない.
タダには弱い.
なんて人は導入の価値ありだと思います.
ちなみに今回のバージョンアップで搭載された代表的な新機能は以下の通りです.
- ユーザーインターフェース(UI)が変更された。UIをツールと作業エリアに分割できるなど、マルチペイン表示が可能になっている。なお、ツールバーをカスタマイズすることも可能だ。
- パスワードを知っていれば、パスワードで保護された「Microsoft Office」ファイルを開くことができる。
- 1つの手紙文書を複数の異なる形式に変更して、多数の相手に送信するための電子メール統合ウィザードが搭載された。
- ファイルをPDFにエクスポートする高度なオプションが追加されている。
- 表計算ソフトウェア「Calc」が、これまでの2倍となる6万5536行まで処理できるようになった。これは「Microsoft Excel」が扱えるのと同じ数である。
- Javaベースの「HSQLDB」データベースが搭載された。
- ドキュメントにデジタル署名を施せるようになった。
- 「WordPerfect」のファイルをインポートできるようになった。
- WindowsのMSIファイルやLinuxのRPMファイルなど、さまざまなオペレーティングシステムの初期インストールフォーマットをサポートしている。
ますますMS Officeの機能に近づいたといった所でしょうか.
PrimoPDFなどもありますが,PDF出力はなかなかありがたいと思います.
メジャーアップデートとなったOpenOffice,かなり期待度は高いです.
関連リンク
OpenOffice.org日本ユーザー会
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