なぜ小さい?ホット用ペットボトル

確かに街で見かけるホット用ペットボトルはどれも小さい.
大きいのはないのか?と疑問に思ったことはあったが,
なぜ大きいのはないのか考えた事はなかった.
ホット用ペットボトルはなぜ小さい?|excite
この記事を読んでその疑問を再認識した.
そして自分なりにも考えてみた.

Bitライターの取材に拠れば
・大きいサイズ(500ml)は飲み終わる前に冷める
・あまりニーズがない
・実は売ってる
といった回答が得られている.
確かに500mlの量になると飲み終わる前に冷めてしまいそうだ.
これで納得しそうになったが,夏場などは500mlのドリンクがぬるくなる事など茶飯事じゃないか?と思い直した.
冷めるといっても冷たくなるまで行かず,ぬるくなるくらいで飲み終わるんじゃないかと思う.
夏に多少ぬるくなったドリンクを気にせず飲むように,
寒い冬に飲むのなら多少冷めていても十分なんじゃないだろか.
もっともこれは2つ目に挙げられているニーズとの兼ね合いがあると思う.
消費者の多くが,常にあったかいお茶でなければ嫌だと言えば,
飲みかけで冷めてしまう500mlのホットドリンクは製造されないだろう.
しかし,多少ぬるくなるのは仕方ない事だから,気にせず500mlのホットドリンクが欲しいという声が大きければ,
500mlのホットドリンクも出てくるのではないかと思う.
実は出ていると言う回答だが,これは伊藤園の回答で,
『おーいお茶ホット用 緑茶495ml』というのがローソン,サークルKサンクス限定と言うかたちながら出ているとの事.
大きいペットボトルもあると分かってしまった今,
なぜないかについて考える必要もなくなったようだが,
あるのは伊藤園のみと言う事で,そのラインナップの少ないのは何かしらの理由があるはずである.
上にある理由もそうだが,それ以外の理由を考えてみた.

・寒いので500mlも要らない
・陳列場所がない

まず前者に関して.
上で夏場のペットボトル飲料を引き合いに出したが,
のどの渇き具合に関しては夏と冬では大きく異なる.
冬は寒いのでそれほどのどが渇かず,500mlも必要としないと考えられる.
もっとも,これもニーズに関係してくる所なので,実際に欲しい人がどれくらいいるかによるが….
2つ目の陳列場所に関してだが,コンビニに置かれている保温棚はもともと缶コーヒー用のようで
1段が缶コーヒーの高さほどしかないと思う.
なので,小さなペットボトルは並べる事が出来るが,500mlといった大きなサイズを置く事が出来ないのではないか?
折角製造しても肝心の販売時点でホットで提供できなければ意味がないので,製造しないのではないか?
一部コンビニチェーンでは大きいサイズも取り扱っているとの事だが,
大きいサイズのペットボトルも入れることが出来る特別な保温棚が必要な為,
導入が一部のコンビニに限られているのではないか?
実際は棚の高さは簡単に変えられるのかもしれない.
事実はわからないが,こんな理由を考えた.
確かな事は消費者が望めばメーカーは対応する気があるということだ.

コメント

  1. ホット用ペットボトルはなぜ小さい?

    確かに大きいホットは少ないな。
    でもやっぱり冷めるからあんまり必要ないかも(¬_¬)
    大きなサイズのホットよりも
    もっとスリムなペットボトルを開発して…

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