PDF…便利ですよね.
コンピュータの環境が異なってもほぼ同じレイアウトが再現できるフォーマット.
私の周りはWindowsばかりなので異なるコンピュータ間をファイルが行き来する機会はないのですが,
一般的なパソコンには入っていないような特殊なフォントを使って作った文章をどこかへ持って行く時などに重宝します.
このPDFファイル,Adobe Acrobat(有料)を使わないと作成できないと思っていたんですが,
最近はPDFファイルを作成できるフリーソフトがよく見られます.
今回は私が使ったことのあるフリーのPDF作成ソフトの比較をしようと思います.
今回取り上げるのはCutePDF,PrimoPDF,クセロPDFの3つです.
結論を先に言うと,私はPrimoPDFを推します.
以下詳細
まず,CutePDFです.
私が始めて使ったPDF作成ソフトです.
現在は使っていません.
使わなくなって理由は,出力されてたPDFファイルから文章をコピーしようとするとおかしな挙動を示して,正しくコピーできなかった点と,
あるとき作成したファイルが明らかにおかしいと思える程大きかったという事です.
どことなく動きが怪しかったので,PrimoPDFの存在を知ってからそちらへ移行しました.
※
私が使っていたのは随分と前の話なので今は改善されているかもしれません.
また,リンク先を見たところ有料のCutePDFと無料のCutePDF Writerがありました.
私が使っていた頃は分かれていなかった気がします.CutePDF Writerなんてなかった気がします.
有料版が出たという事は製品として完成したと言う事かも知れません.
次はPrimoPDFです.
CutePDFに不満を感じていた当時,この存在を知り試してみました.
For screenとFor printの2種類から出力方法が選べます.
何が違うのかよく分かりませんが,たぶん解像度が違うんでしょう.
でも出力されたファイルの大きさが同じだったりするんであんまり関係ないかもしれません.
とりあえず動作も軽く不満はないです.
不都合な点を上げると,何度かに一回,ユーザー登録のような画面が出ます.
してもいいのですが,言語の関係からか項目名と欄がズレまくってて記入する気になりません.
表示頻度はかなり低いですし,この画面が出てもEscキーで回避できますので私は気にせず使っています.
ちなみに窓の杜でも紹介されています.
ダウンロードもここからできます.
最後にクセロPDF.
この売りはなんと言っても,セキュリティ機能でしょう.
暗号化やパスワードを設定できます.
一方デメリットとしてはクセロPDFを使用する際に,高頻度(3回に1回?)で広告ページが表示されます.
表示される広告ページはインストールの際に作られるローカルファイルなのでちょっと手を加えてみたんですが(使用許諾違反かも…),その辺はしっかり作られているようでエラーが出ます.
また作成したPDFファイルを再度PDF化しようとした際(その必要性があるかは別として),文字化けが発生しました.
あと,インストールされるディレクトリがC:直下です.
そんな訳で一度はクセロPDFを入れたんですがアンインストールしてしまいました.
結果,私はPrimoPDFを使ってます.
ちなみにこれらのソフト意外にも無料でPDFファイルを作成できるソフトがありますので,
自分好みのソフトを探してみるのもいいかもしれません.
また以前思慮gで紹介したOpenOffice.orgではPDF出力が可能です.
コメント
私はCutePDFを使っています。PDFにするだけなので全く不満はありません。最近は、一文字違いのCubePDFというのもあります。画像形式のファイルへ変換できるのが特徴のようです。
[…] 消えてしまったら困るので,とりあえずPDF化して保存しました. 参考:無料でPDF化しよう それにしても最近産業技術総合研究所(産総研)をよく目にします. […]