ローソンはペットボトル値下げせず

ローソン、値下げ追随せず 「付加価値で勝負」|共同通信

先日セブンイレブンが一部の清涼飲料水を定価の147円から125円へ値下げをした.
基本的には定価販売であるコンビニが値下げを行った事だけも驚きだが,
業界のトップがこのような事を行い始めただけに衝撃は大きいらしい.
この影響を受けてミニストップも値下げを開始.
他のコンビニの動向が注目される中,今回業界2位のローソンが値下げをしない意思を表明した.

 新浪社長は「1本100円ぐらいに下げれば客数の増加が期待できるが、中途半端にやっても効果はない。下げた商品は売れるが、値下げしない商品は落ち込む結果になる」とプラス効果は小さいと分析した。

確かに一理ある.
全てが安くなれば話は変わってくるが,一部商品が値下がっただけでは買う商品が安い商品にシフトするだけで
“購入予定がなかった人も買う”という状況までいたる効果は余り多くないのではないか.
こういった目的では,時々ある”お弁当と一緒に買うと割引”と言う方が効果的な気がする.
他にも色々な理由があるだろうが,とりあえず総合的に考えてローソンは値下げ追従は割に合わないと判断したという事だ.
この流れを見て以前のハンバーガー値下げ競争を思い出した.
マクドナルドが低価格でハンバーガーを提供し始め,ロッテリアも追従.
しかしモスバーガーはこの競争には加わらず,独自の路線を貫いた.
蓋を開けてみればマクドナルドの収益は余り振るわない一方で,モスバーガーは順調である.
一消費者としては安く商品を購入できるのに越した事はないので,清涼飲料水の値下げは嬉しい事だが,
先の競争と同様値下げムードと言う流れの中で,
モスバーガーの様にあえて流れに沿わなかったローソンが何をしてくれるのか期待したいと思う.
しかし

「付加価値を高めることで勝負したい」

とは言うが具体的にどんな事をするのだろうか?
関連リンク
ローソン
セブンイレブン
ミニストップ

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