ライブドアショックで株式市場の下落が起こった17日．
その翌日の18日になっても影響は収まらず，更に拡大した感すら感じられる状態となった．
前日のエントリーで書いたようにライブドアの事件に端を発し，関連株，同業種の株が値を下げ，
売りが売りを呼ぶ状態となって，日本の株式市場全体が値を下げるようになった．
この状況は18日になっても続いたようで，現金化を迫られたトレーダーや，損益分の回収をしようと利益確定に走ったトレーダーは売り注文を出した．
こんな具合に注文が殺到したために前代未聞の出来事まで起きる事態となった．
18日，東京証券取引所が売買取引の全面停止措置を取った．
これは東証設立以来初めての出来事だそうだ．
この全面停止措置の理由についてはCNETの記事に
東証は、約定件数が400万件を超える場合には、システム処理の継続に支障が生じるとしている。
とある．
結果，この告知をした後約定件数が400万件に達し，売買停止となったわけだ．
ライブドアショック．
その影響は市場全体の下落に加えて，遂には証券取引所の売買停止にまで発展してしまった．
明日あたり持ち直す株も出てくるかと思ったが，東京証券取引所は明日以降も売買停止措置をとる可能性はあるとしており，
新たな不安材料が出てきた形となった．
さて，どうなるものか…．
関連リンク
東京証券取引所
前代未聞の措置–東証が全銘柄の売買を自発的に終日停止｜CNET Japan
東証、全取引停止の恐れ 注文殺到で｜ITmedia
東証、全銘柄の売買停止｜ITmedia
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