乗鞍ヒルクライムの準備 -速乾ウェア購入編-

今回の旅の行き先が乗鞍だからと言う訳ではなく,
私はツーリングの際は基本的に速乾ウェアを着る.
この機会に私が勧めるメーカーや素材を紹介したいと思う.
と言っても私の走行時のスタイルは走る時期が夏と言う事もあり,
Tシャツにハーフパンツと言ったものなので,それ以外のウェアについてはよく分からない.
またツーリング主体のチャリダーである私は,ツール・ド・フランスなどのロードレースで目にするようなレーサージャージ(レージャー)を着用する事はなく,
それらについても分からない.

まず上.
Tシャツはモンベルウィックロンと言う素材がお勧めである.
ものはポリエステル100%なので乾き易いのは言うまでもないが,吸湿性も十分満足の行くものである.
この吸湿速乾機能も良いが,私がこのウィックロンを気に入っている理由は,その肌触りである.
ポリエステルやナイロンなどにある化学繊維っぽさがないところが気に入っているのだ.
最も感じ方はまさに主観なので,もし購入に至る場合は店頭で実際に触ってみてもらいたい.
ちなみに,ウィックロンは確かに良い素材であるが,その結論には私がウィックロンを押すのは私が自転車でツーリングをするようになって,初めて出合った速乾素材であることに拠る思い入れや,
いままでほぼウィックロンしか着用してこなかった事に拠る所が大きいと思われるからだ.
くれぐれも他の多くの速乾素材と比較した結果ではない事を断っておく.
最近では速乾以外にUVカットやクーリングなどといった機能を持つTシャツも多い.
にも関わらず,それらのTシャツは3000~4000円,中には2000円台で購入できるものもある.
大した生地でもないくせに,ブランドを背負っているだけで3000円してしまうTシャツがあることを考えると,
機能性Tシャツがこの値段で買えるというのは”買い”だと思う.
ちなみに今回のヒルクライムでは,既に持っていたウィックロンのTシャツの他に,
PHENIXのQUICK DRY(ポリエステル100%)という素材のTシャツを新たに購入し,持っていった.
このQUICK DRYは(この素材全てではないかもしれないが)メッシュ生地で,いかにも速乾素材と言う感じになっている所が気になったが,その清野は満足の行くものであった.
いくつか速乾Tシャツを着てきて思ったことは,いくら速乾と銘打っていても綿混では乾きは悪いという事だ.

本当に速乾を求める場合は化繊100%でないと行けないと思う.

続いて下.
やはり下も速乾素材のズボンをはいている.
自転車を漕いでいると,常に尻はサドルと接触しているという事もあり,速乾素材は欠かせない.
ちなみに私の場合は自転車メインであり,登山などを想定していないので丈の長さはハーフパンツか七分丈である.
さて,速乾ズボンの購入だが,私が良く行くアウトドアショップでは結構良い値段がする.
それらは登山用の長ズボンで,ハーフパンツなどは置いてなかったかもしれないが,
一般のハーフパンツなどに比べると値は張った気がする.
そこで私が勧める速乾ズボンはユニクロドライシリーズである.
これを選んでいる理由は3つある.
まず1つはユニクロなので安い.機能性ウェアでもそれほど割高感を感じない.
機能性ウェアであるにも関わらず,一般の服屋で売っているズボンと同程度の値段で買うことができる.
2つ目はドライという表示.
アウトドアショップならばその機能を売りにしている商品も多く,表示もしてあるが,
一般の服屋ではまずない.
そもそも速乾ものがない.
しかしユニクロは一目で分かるようにドライとマークが印されている.
これは分かりやすくて良い.
3つ目の理由は実績
このエントリーを読んで判断するには信用しもらう他ないが,私が今まで購入し,使用してきたユニクロのドライ商品はどれも本当に乾きが良かった.
夕立に遭い,レインコートを着るまもなくずぶ濡れになった時も,雨が上がり暫く自転車を漕いでいると,いつのまにか乾いていた.
一度この体験をしてから,私はユニクロのドライを信用しつづけている.
その信用は今回のヒルクライムに持っていったズボンがいずれもユニクロのドライであり,
内1つは今回の為に新たに購入したほどである.
幸い未だドライ機能に裏切られた事がないので,これからも購入の機会があれば,私はユニクロのドライを選択するだろ言う.
ここまでユニクロのドライは凄い,裏切らない,と書いてきたが,実はそれほど乾きが良くなかったものもある.
そんな経験を踏まえ,言いたい事の要点をまとめると以下のようになる.

ユニクロのドライマークがついている商品は本当に良く乾く.
しかし,中には綿混の物もあり,それらの速乾性は今ひとつなので品質表示の確認を怠ってはいけない.
更に言うと,一見乾きが良さそうな素材であっても,ドライマークがない商品はそれなりの乾き具合なので自分の勝手な判断での購入はお勧めしない.

やはり運動時には速乾素材のウェアは欠かせない.
これから自転車ツーリングを始めようとしている人や
速乾素材を探している人は良かったら参考にしてみて下さい.
余談
今年出てきたユニクロのBODY TECHだが,私の印象としては機能は優れているが,
いかにもスポーツ用といった外観からスポーツ時か下着としてしか使えない,と言った所である.
ひたすら走るだけでなく,途中観光などで様々な個所に立ち寄る私としては
レージャーやレーサーパンツ(レーパン)を含めた,こういういかにもな服装には抵抗がある.
このような考えを経て,上述のような
速乾Tシャツ+ユニクロのドライパンツ
と言うスタイルで私は走っているのである.
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