お役所仕事という言葉があります.
國や地方自治体がやっている仕事で,縦割りで融通が利かず,処理が遅い,態度が悪いなどと利用者が不便を感じる時に使われるという印象をもってます.
そもそもお役所の”お“は敬語としてというよりも皮肉で敬った表現をしていると感じます.
今日はいつも批判されがちなお役所のいいところを取り上げたいと思います.
友達から公務員試験を受けるという話を聞いたことが事の始まり.
なんと受験料無料ということなので(そこか?)力試しを兼ねて受ける事にした.
まずは人事院へ行き公務員採用試験について調べる.
国家公務員採用試験情報|人事院
まずは申し込み用紙を請求する必要があるらしく,請求方法に従って郵送で送ってもらうことにした.
ここまでは普通の流れ.
しかし人事院はここからが凄かった.
受験申し込みの受付期間は4/1~8の間.
しかし私が申し込み用紙請求をしたのは3/31.
私→(申し込み用紙請求)→人事院
人事院→(申し込み用紙送付)→私
私→(受験申し込み)→人事院
人事院→(申し込み用紙送付)→私
私→(受験申し込み)→人事院
この1.5往復が間に合うか微妙だと思ったのだ.
しかしふたを開けてみるとどうだろう.
4/2には申し込み用紙が送られてきたではないか.ちなみにどちらも速達ではない.
郵便局が頑張って翌日に届いたとして4/1に届いた請求をその日のうちに発送したと考えられる.
中0日…素早い.
あまりの返信の早さに,あて先を間違えて戻ってきてしまったと一瞬勘違いをしたくらいだ.
受験申し込み締め切りが迫っていたからなのかもしれないが,この素早い対応にちょっと感動した.
人事院殿,これからも素早い対応期待してます.
そして,近いところとはいえ翌日に郵便物を届けた郵便局もグッジョブ.
他のお役所にも見習ってもらいたいものです.
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