シーゲイト、1インチHDDを使ったミニストレージを日本で発売|CNET Japan
日本シーゲイトから1インチHDDを使ったポータブルストレージ「USB2.0ポケット・ハードドライブ」なるものが4月下旬より発売されるとの事.
ポケット・ハードドライブは5Gバイトの容量で、長さ約15cmの巻き取り式USBケーブルが付いている。フラッシュメモリを使ったUSBメモリよりも大容量なので、音楽や写真、ビデオなどの大きなデータを手軽に持ち運べると同社では説明している。OSはWindowsとMac OSの両方に対応する。
セキュリティ機能を備えたソフトウェア「Pocket Hard Drive Toolkit」を同梱する。これを使うことで、パスワードを入力しないとデータが見られない「セキュリティエリア」を作成することができる。また、ライトプロテクトをかける機能もあり、誤ってデータを消去してしまうことがなくなる。なお、Pocket Hard Drive ToolkitはMac OSには対応していない。
セキュリティーエリアやライトプロテクトの機能はかなりいいですね.
USBフラッシュメモリでもこういった機能がついたものがありますが,やはり容量が大きくなればなるほどこういう機能は必要になってくるんじゃないかと思います.
また仕様,値段に関しては
ポケット・ハードドライブの大きさは直径73mm×高さ18.9mm、重さは63g。ディスク回転数は3600rpm。日本での価格は2万900円。
だそうです.
5GBの容量のストレージが2万ちょっとって安くないか?と思って,USBフラッシュメモリの相場を調べてみました.
kakaku.comでざっと見たところ2GBが2万円前後,最大容量の4GBだと5万を越す商品もある感じでした.
ポケット・ハードドライブはUSBメモリに比べれば大きいかもしれませんが,この価格はアドバンテージではないでしょうか.
分からないながらも気になった点としては耐衝撃性はどちらの方が強いか,転送速度はどちらが速いかという点です.
回転していなければHDDも簡単にはクラッシュしないと思いますが,落っことさないにしろカバンの中でガチャガチャしても壊れる心配がない程度の強度は欲しいです.
また,どちらもインターフェースがUSB2.0ですがHDDのディスク回転数は3600rpmというのがボトルネックになるのかどうかという点が気になります.
もう一つこのポケット・ハードドライブと比較をしたいのがHDDタイプのMP3プレーヤーです.
CreativeのMuVo2や東芝のgigabeatは
MP3プレーヤーでありながら,ストレージ機能を持ってますし,容量も5GB,インターフェイスもUSB2.0とポケット・ハードドライブと同等の性能だと思います.
こういったMP3プレーヤーの中には値段が2万円を切っている商品もあるので大きさや重さを気にしないのならばMP3プレーヤーを買ってしまうというのもありかもしれません.
もっとも,MP3プレーヤーは音楽再生の為に作られているので,セキュリティーやプロテクト機能がなかったり,USBケーブルが別だったり等の不便さは残るかもしれませんが.
単位バイトあたりで考えるとHDDはやはり有利ですね.
値段や使い勝手などを考慮して納得の行くストレージを選びたいものです.
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