Blu-ray Disk　VS　HD DVD

現在主流のメディアであるDVDの次となる次世代メディアが何になるかもめています．
この話の時にはいつも持ち出されるベータ，VHSの話ですが，これはVHSが勝利したため大抵の人は普通にVHSビデオを購入し平穏に過ごしたと思います．
DVDのときはDVD-R，DVD-RAM，DVD+Rと複数の種類がでて，騒がれました．
結局対立しっぱなしで3つの規格が市場に出る結果となりました．
これに関しては互換性の高いデッキが出たことでなんとかなったようです．
私の家にはDVDを再生できる機器がPCしかないため民生機の現状を良く知りません．
そしてDVDの次の世代として候補になっているBlu-ray DiskとHD DVDがまたどちらの規格にするかもめています．
しかし今回は企業側が歩み寄楼としているとのことです．
次世代ディスクの規格が統一する？–ソニーと東芝がコメント｜CNET Japan
完全にどちらか一方に絞られるのかと思ったのですが，どうも違うようです．

　両者の物理構造が異なることから、たとえ規格が統一されても完全に同じディスクになる可能性はきわめて低い。両者はアプリケーションフォーマットの統一などで可能性を探っているものとみられる。

同じディスクにならずアプリケーションフォーマットだけを統一するとどうなるんですかね？
ユーザーにとってはどの辺が利点で，どの辺が不便なところなのでしょうか．
私としてはドライブが一種類で納まってくれれば嬉しいのですが，｢アプリケーションフォーマットの統一｣でこれは可能なのでしょうか？
CNET Japanにトラックバックしたサイトを巡っていると散財流生さんのところで解答らしき記事を見つけました．

アプリケーション層だけの統一でも、オーサリングソフトの開発が楽になるとか、ドライブだけ変えてBDプレーヤーとHD DVDプレーヤー両モデル用意するのが楽になるとか、ドライブ2つ乗せた両対応プレーヤーの開発が楽になるとかいう利点はあるか。オプションのBD-ROMドライブをUSB接続するとBDの再生も出来るHD DVDプレーヤー、およびその逆の製品なんかもありかもしれん。

ということは，ドライブはひとつでは済まないって事っぽいですね．
今回の規格統一は映画製作会社等のソフト供給側にメリットのある話見たいですね．
もちろんそれによるユーザーのメリットもありますが…．
私が次世代ディスクを購入するのはまだ先の話になると思いますが，早いうちに解決してもらいたいものです．
このニュースによる株価への影響があるかと思ってみたところ以下のような状況です．
影響を及ぼしているのでしょうか？分かりません．
どちらかに統一された時には大きく変動するかもしれませんね．

余談ですがプルーレイディスクってBlue-rayだと思ってたら商品名はBlu-rayなんですね．
始めは誤植かと思いましたが後者が正しいようです．

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